青森県の県産米の『豊盃』と岩木山の伏流水で醸した酒です。青森の味がします?
蔵元後継者等と蔵人が一丸となって仕込んだ限定酒と記載されています。酵母は1501号。これは、協会7号酵母の系列つまりK-7グループの中の、泡無し酵母です。泡無しというのは、アルコール発酵の際に発生する2酸化炭素の気泡に酵母が付着して泡になるそうですが、その泡が出来ない酵母らしいのです・・・・・手間が省けるので今はこれが主流でしょうか。
このお酒は豊盃ファンで組織する「豊盃倶楽部」の会員向けに仕込んだお酒だそうで、「春夏秋冬」の4タイプがあり、「春」は生酒、「夏」は生貯蔵酒、「秋」はひやおろし、「冬」は2回火入れの熟成酒という内容らしく、今回は、夏と書いてあるので、生貯蔵酒、つまり火入れ1回バージョンかな。多分、秋・冬と徐々に美味しくなる酒の雰囲気がします。ぬる燗で頂きましたが、及第点です。