中東の真実

 

何年か前、日本国紀を読んで、もやもやと日本の歴史を覆っていた霧が晴れ、素敵な日本の素顔が見えてきて、晴れ晴れとした気持ちになったが、今回飯山陽さんの『ハマスパレスチナイスラエル メディアが隠す真実』を読んで、長い間理解不能だと考えていた中東の姿の一端がやっと見えてきた。

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ハマスとは、もともとエジプトのムスリム同胞団というイスラム過激派テロ組織のガザ支部で、ハマスの目的は地球上からのイスラエル殲滅し、全世界をイスラム支配下におくことだと。

ハマスは、イスラム過激派のテロ組織であり、パレスチナ人を代表しているのではなく、パレスチナ人を抑圧し支配下に置いているだけ。彼らは、パレスチナの緑豊かな土地を軍事基地にし、住宅地・子供の遊び場・モスクにロケットランチャーを配置し、学校を武器庫にし、病院に司令本部を置く。そして、イスラエルにロケット弾を打ち込んでいる。

 イスラエルは国家であり、軍事作戦は事前に告知され、民間人を巻き込まないように、数百万枚のビラを撒き、数百万回の電話をかけ、ショートメールを送り、警報を鳴らし、ルーフノッキングをして退避を呼びかけた上で、退避ルート・退避地帯・退避期間を設けた上で作戦を実施している。

 ハマスイスラエルの反撃に備え、パレスチナ人(特に女性と子供)を人間の盾として配置する。住民用のシェルターは皆無で、自分たちは、地下トンネルに立てこもる。パレスチナ人が一人でも死んだら大騒ぎして、世界中に被害者アピールをする。時に自作ロケット弾の誤爆パレスチナ人に犠牲者が出ることも少なくないらしい。結果『可哀想な』パレスチナ人に集まる支援金はハマスの手に。つまりロケット弾を打てば打つほど、お金が入るシステムが出来上がっているのだと。ハマスイスラム聖戦もPLOも、パレスチナ人が悲惨な目にあえばあうほど、潤っていく。このシステムに加担しているのが、例えば朝日・毎日・TBS・・・。アラブ諸国のメディアはこれを公正に伝えているというのに・・

ハマスの幹部は大金を入手し、トップ3の資産は1兆円以上。海外でセレブ生活を満喫しているのだと。

 

『O』というテロ組織が地下鉄でサリンをばら撒くという無差別テロを行い、多数の死傷者が出て、その後警察が『O』の本部に捜査にはいり、もし銃撃戦にでもなったら、これを『O』と警察(日本国)の戦争と呼ぶのだろうか。この戦争によって双方に犠牲者が出ないことを祈る(岸田首相)のが正しい態度なのだろうか。『O』も警察も冷静になって、犠牲者がでないように・・・というのが正しい態度なのだろうか・・・

 

国連パレスチナ難民救済事業機関UNRWA)を通じて世界中からお金が集まり、ハマスへ流れるシステムがある。EUはこのシステムを見直すことにしたらしいが、日本はこのシステムを強化するらしい・・。今回のテロを受けて、かわいそうな『パレスチナ難民』に追加支援するらしいが、その多くはまたもやハマスへ・・・。

 

ハマスに資金援助・武器供与しているのは、イラン。というより、ハマスは、イランがイスラエルを攻撃する為のガザ地区出先機関のようなものらしい。ハマスが頑張ってイスラエルを攻撃していると、イランからお金が入るシステム。ただハマスは、カタールからも資金援助されていて、幹部はカタールに住んでいので、イランの完全代理組織ではないが、イスラム聖戦というもうひとつのテロ組織は完全なイランの代理組織らしい。

 

エルサレムは、ユダヤ教キリスト教イスラム教の聖地とされるが、イスラムの聖地ではない。ムハンマドが昇天したとされる岩のドームは、ムハンマドの死後作られたもので、それに沿って歴史は捏造された。エルサレムイスラムの聖地なら、そこへロケット弾を打ち込んだり出来ない筈。