日本酒を飲むようになって、40年になるけど、今思う本当に美味しい酒に出会ったのは、15−6年前だろうか。NHKは見ていないのだが、何故かあの本に出会ったしまった。『純米酒を極める』に 

カラー版 極上の純米酒ガイド (光文社新書)

カラー版 極上の純米酒ガイド (光文社新書)

・・。医者の端くれとして(?)、何事も文献から入るスタンスを大切にしているもので(笑)、この聖典を頼りに酒を探し始めた。最初に見つけたのが、室蘭の酒本酒店と埼玉の池田屋酒店だった気がする。その後素敵な酒屋さんをたくさん知ることになったが。でも鷹勇に関しては、完全に池田屋さんが悪い。この店で最初に買った鷹勇があまりに美味しかったのだ。すぐにその世界にどっぷりはまりかかっていた時に、坂本杜氏最後の作品・・なんて言葉に負けて、若干焦りを感じつつ、鷹勇の割合がどんどん大きくなってしまった。だから、一番多く呑んだのは、H19 から21年かも。一番旨かったのはH9年の山廃。そろそろ、鷹勇ワールドから卒業しないいけないのだが、今日も、60歳の記念日用にとって置いた私にとって特別の鷹勇を頂きました。平成14年BYの鷹勇強力。多分に先入観が支配しているのだろうが、冷も燗も全て旨い。満足な味わい。語彙が不足していて、残念なコメントになるのだが、こいつは確かに旨い・・