長州への旅・・・といっても、主目的はお見舞い。ただ、お見舞いするにしては、片道新幹線&レンタカーでも3-4時間かかるし、お見舞い時間は30分程度・・・。従って、時間を無駄にしないタイプの私としては、小旅行を計画。

 萩市内ど真ん中の病院へのお見舞い終了後は、長州ならではの海の幸を小さなシャリの上に載せた小粋な日本伝統料理を頂くことに。この手の店にありがちな、外観からお店の中の雰囲気どころか、鮨屋さんかどうかさえ判断不可能なので、思わず店前から電話してしまった程。店内はかなり暗めで、モノトーンの色合いに統一・・・・されているのだが、まだまだ小さな港町の寿司屋の雰囲気を残しているので、若干中途半端。地元のお客が飲み屋のおねえちゃんとワイワイやっている。若い店主が目指そうとしている雰囲気と実態との乖離が大きそう・・・
 最近この手の店は、まず適当に造りをアレンジしてもらって、その後に鮨・・・というパターンなのだが、お任せがなく、仕方なくコースをチョイス。すると・・、鮨の出てくるテンポが超早くて、これじゃゆっくり呑めない(注文の仕方大失敗)。ただ、ネタは抜群に旨い。大きさもちょうどいい。シャリが柔らかめで若干空気が足りない感じもするけど、超高速テンポで出てくる鮨のレベルは非常に高い。店の雰囲気をもう少し洗練させて、シャリに感じるおにぎり感(?)を排除できれば、予約が取れなくなるかも・・。惜しいなあ・・