夏休み初日。いつもお世話になっている母を連れ、母の大好きな鮨を食べに行きました。決して、自分の為ではなく、母の為。予約が取りにくそうな店なので、開店直後の時間を狙って、予約できました。この地は、江戸前鮨とはおよそ縁のなさそうな雰囲気のエリアで、近所には明月館・清昌館・大同門・松井・・・などの有名焼肉屋さんが立ち並び、怪しげな風俗店もチラホラ・・・。目的の店は、そんな非常に怪しげなエリアにひっそりと佇んでいました。取り敢えず生ビールをいただきながら、『あて』を。しっかり仕事してあるレベルの高い肴のオンパレード。柔らかく煮たタコ、白甘鯛の昆布締め、アワビ、シャコの刺身、ノドクロ・・・・慌てて、冷蔵庫を覗かせてもらい、日本酒チェック。ちょっと私の好みと違う・・・。かなり残念・・・などと口にできないので、今回は、かつて純米でない大吟醸ですが旨いと思ってしまった黒龍酒造の『龍』と東北泉(雄町)をチョイスしました。やはり東北泉の方が好み。思わず旨いとつぶやいてしまった。鮨の方も、ネタの大きさ、シャリの硬さなどはほぼ好み。もう少ししゃりの甘さが控えめでもいいけど、特に文句ない。値段も銀座の半分。母には満足してもらって帰宅しました。
※隣に居た、大将と親しいと思われるゴルフ好きのネエちゃんに、うるせえババアと言わなかったのは、私が随分大人になった証拠かも・・