昭和54年、大学2年の時に、南大分の明磧(9組の4)と呼ばれる場所にある『植木ビル』の2階に中川氏と私。3階にカンちゃんがいた。3人で飯を食う機会ってのは、あまりなかった気もするが、かなりフリーにお互いの部屋を行き来していた。カンちゃんは、ぼっちゃんの私と全く異なり、クリスチャンの苦学生。中川氏は極めて大阪人らしい雰囲気のちょっと軽い感じ・・。私はかなり暗めのジャズばかり聞いている陰気な学生だった気がする。計算して驚いたのだが、あれから36年も経っている。36年・・・・。お互いいい年のおっさんになる訳だ。これぐらいいい年になると、元気で再開できて、酒を酌み交わせる事の幸せを実感できるようになった。カンちゃんは、大分で循環器内科・透析をしていて19年、中川氏は本当に色々あったが、現在整形外科を開業して6年、私は眼科開業16年。でも、眼を閉じて会話を聞いていると、一瞬で昭和53年にタイムスリップしてしまうほど、個性というのは全く変わらないのだと実感。特に中川氏。ひとつ年上なので、昔から呼び捨てなので、昨日も中川と呼び捨ててしまっていたが、君は変わらないなあ・・。36年前、隣の部屋に住んでいた時と、寸分違わぬ話し方だよ。
今回、楽しい食事会の場所に選んだのは、守口の『てらぐち』さん。折角の楽しい再開の機会を台無しにするような店を選んだら大変なので、場所をキタでもミナミでもない、モリグチに設定。やはり大正解。富山湾のホタルいかから始まった料理は、最後の魚めしまで、全部美味しくいただきました。大原野の筍もひいかのホイル焼きも千葉のはまぐりも、天ぷらも・・・
久しぶりの楽しい再会だったので、ちょっとボリュームが上がり気味で、寺口さんやかましくしてごめんね。