真弓真弓ホームラン


 大牟田出身の真弓が阪神にやってきたのは、あの衝撃的な大型トレードが行われた78年のシーズンオフだったでしょうか。私が大学1年の頃?阪神生え抜きで大スター田淵を含む大型トレードでした。田淵と言えば6大学のホームラン王で、江夏との黄金バッテリーを餌にドラ1で巨人を出し抜いて獲得。その後、10年間の活躍は阪神ファンの心に深く刻みこまれています。75年にはあの王をおさえてホームラン王です。私の心の中では、背番号22と言えば、今も田淵です。この田淵がトレード??何すんねん!衝撃でした。しかも古沢まで。古沢は16歳で阪神に入団し、子供の頃から阪神が育てた秘蔵っ子。この二人を出して誰を取るの?当時、真弓も竹之内も若菜も竹田も全く知りませんでした。結果、その後スグに引退した竹田、4年で引退した竹之内、若菜とは違い、真弓は79年から95年まで17年間在籍してくれました。計23年の現役生活です。ショート・セカンドその後ライトを非常に高いレベルでこなし、主として先頭打者でありながら通算292本塁打(85年には34本!)、83年に首位打者となり、最後の数年は代打の神様?その後も、00年から5年間近鉄で打撃コーチ、それ以外は、主として朝日放送での解説をされていました。23年の現役生活と5年間の指導者生活は、他の解説陣とは一線を画すレベルの高い解説で、野球オタクぶりを垣間見せてくれていました。ただ、岡田や木戸ほど指導者経験が多くなく、星野のような気迫が感じられないのが、若干気になりますが、我々阪神ファンは、真弓監督を応援します。

真弓真弓ホームラン 真弓真弓ホ−ムラン、頑張れ真弓!