カレー

 締めはカレーで・・・

 香り系スパイスとして、クローブ、カルダモン、クミン、コリアンダー、ディル、フェンネル、アニス
、シナモン、ローリエ(計9種類)+市販のカレー粉、辛み系スパイスとして、赤唐辛子、黒コショウ・・・これらを、軽く炒って、古い珈琲ミルで挽いて、その80%ほどの重量の小麦粉と合わせます。スパイスの分量は、適当ですが、カルダモンが好きなので少し多めに・・これで自家製カレー粉の完成。
 肉は、いつもすね肉です。今回は、約1kg用意しました。しっかり岩塩と黒コショウをまぶしたあと、前日から玉ねぎ・ニンニク・生姜・ネギ・リンゴ・・・など一緒にタッパーに入れドライジンをたっぷり振りかけて冷蔵庫にスタンバイしてあります。これにしっかり焼き目を入れ、意義は不明ですがブランデーでフランべし、水・マギーブイヨン・フォンドボー・ホールトマト・赤ワインで作ったスープの中で数時間煮込みます。
 玉ねぎを4個ほどみじん切りにして、ギーで炒めます。1時間ほど炒めたら、自家製のカレー粉を絡め、ねばっとした塊にして、その後、スープで少しずつのばして、十分延びたらスープ鍋に戻します。これだけじゃ、スパイシーの程度が尋常じゃないので、普通のカレールーを一箱加え、マイルドな味付けにします。ここにニンジンとリンゴを1個すりおろして入れます。トマトも4個ほど刻んでほりこんで、ほぼ終了。食べる前に、大匙2ほどのグラスドビアンを加えて頂きます。我ながら絶品。

 ただ、流石に、どんな日本酒も合わないので、1時間ほどタラコ・卵焼き・サヨリの笹漬けなどで、日本最高峰の酒、鷹勇・純米吟醸山田錦のぬる燗を楽しんで、最後の締めにこのカレーを頂きました。どちらも美味いなあ・・・