今日は、呉春の特吟です。勿論、このような高価な酒は頂きものです。呉春は、池田の酒で、呉服の里であった池田の春(酒)という意味だそうです。谷崎潤一郎が好きだったから、美味しいかどうかは別にして、中々美味しい酒です。純米でないのが欠点ですが、純米でなくてもこのレベルなら文句を言う筋合いはないかな・・・。腹立たしいのは、数が少ないせいか、流通ルートが限られていて、いつでも呑める酒じゃないのです。プレミアがついて、相場は4000〜6000円?一時期、こんな酒と馬鹿にしていましたが、やはり米の旨みがしっかり出ていて美味しいです。

■クラス/大吟醸酒●使用原料米/(酒母・麹)=赤磐雄町、(掛米)=赤磐雄町●精米歩合/(酒母・麹)=50%、(掛米)=50%●使用酵母 協会9号 ●日本酒度/+-0 ●酸度/1.3 ●アルコール度/16〜17●産地/大阪府池田市
※因みに水は、五月山の伏流水だそうですが、マンション建設で、水が危機的状況らしいです。

日本酒度/+-0 つまり、辛からず・甘からずらしい。