旭日酒造場


  訳あって、再び出雲への旅。我がモンスターマシンは、冬用タイヤがないので、チェーン規制のある米子道が通れないので、今回は電車の旅。岡山までは新幹線で45分ほどですが、そこから出雲まで3時間以上かかります。しかも『特急やくも』の乗り心地は最悪。快適な列車の旅とはほど遠い。思い出しただけで気分悪くなる。もう二度と乗りたくありません。JRは快適な列車の旅を提供する気は零なんでしょうか。隣席の女性も気分最悪のようでした。




 出雲駅に隣接したホテルに泊まり、ネットに接続して住宅情報を閲覧。翌日、チョイスした会社に電話し、数時間で用事は終了。この長閑な小さな町にこれから何回も訪れることと思います・・・・・。で、出雲と言えば、出雲蕎麦ということで、評判のお店『献上そば 羽根屋』へ。外観は何の変哲もない蕎麦屋と思ったら、座敷へ上られますか?と言われ通された部屋は、中庭の眺められる雰囲気のある部屋で、実にいい。用事も済ませ、帰りも電車なので、冷たい視線に耐えながら蕎麦屋のお楽しみを実行しました。出汁巻きに地元の純米酒という黄金の取り合わせ?主役の蕎麦は、同伴者は、3色割り子、私は石臼引き割り子を選択。前夜に呑んだのは『天穏』でしたが、今回は『十(じゅうじ)旭日』の純米。何れも出雲市内の真っ当な蔵。旭日は初めてでしたが、いけます。香りも穏やかで私好み。蕎麦も石臼挽きの方は蕎麦の香も残っていて、合格点。この店使えますね。

 その後、若干いい気分になったので、日曜日なのに閑散としている『サンロードなかまち』を探索。日曜日でこの人通りじゃ、営業は厳しそうです。少し歩くと右手にまだ蒼々とした杉玉が・・。エクステリアに使われることもあるでしょうが、基本的には造り酒屋で新酒がとれた時に吊るされます。この杉玉が茶色になると、新酒もひと夏越えて熟成がすすんだ事を知らせてくれると説明されているものです。という事は、造り酒屋?半分閉まっている入り口から覗くと、旭日酒造の看板が。先ほど呑んだ酒の蔵元でした。ゲットしたのは、H19BY山田錦55%精米の純米吟醸。味わいについては後日報告します。途中おしゃれなモダンジャズのかかるcaféで珈琲を呑み、駅へ戻りました。

 ただ、蕎麦屋の次に見つけなければいけないのは、すし屋。前回訪問時のすし屋は×。ネット検索でも気になる店は零。で、サンロードなかまちから駅までを裏路地を歩いて見ました。昼間なので、怪しげな店は全て閉まってましたが、1軒気になる店を見つけました。外観の雰囲気は間違いなく江戸前の店を。次回訪問決定?