負けたと思いました。年をとるほど辛抱が足らなくなった私は、全く不振の4番5番を見るに忍びず、名取裕子京都地検の女)や気合いの入りすぎた平野早矢香(世界卓球)の顔をみつつ気を鎮めておりました。それでも、時々こそっとYahooをチェックしておりましたが・・・荒れるマストニーに手が出ず、7回裏1死13塁代打桧山の場面では、あの山口が出てきて万事休す。山口偉い。君は数年前の炎のセットアッパー藤川の再来?遂にYahooチェックも断念し、「神亀純米吟醸中汲 五百万石版」が程良くまわり、意識消失しておりました。目が覚めて寝ようと思うと、『逆転したみたいよ・・・』とさりげなく告げる声を聞いたようで、寝床横のアナログTVで確認しました。
 事の始まりは、今岡君じゃないですか。9回裏2死ランナーなし。2点ビハインドで今岡。この今岡はかつての今岡じゃないです。首位打者打点王だった頃の今岡じゃないのです。一所懸命バットを振っています。あの頃君は、軽く振っているように見えました。それでも、ポーンとボールは誰もいない場所に飛んでいきました。今、君は、懸命にバットを振っています。それでも、なかなかクリーンにあたらない・・・ただ、その必死さが、バットを折りながらショートの頭を越え、さ三遊間で内野安打になっているのかもしれません。もう少し、我慢したら、しっかりバットに当たるようになるのでしょうか。私たちは、あなたの復活を待っています。頑張れ今岡。