甲子園は誰のもの?

 久しぶりに甲子園に行ってきました。完全リニューアルして初めてです。伝統の蔦がなくなり、トイレが臭くなくなり、売店がきれいになり、シート下に荷物置きが作られていましたが、グランドは何も変わっていない、いつもの素敵な甲子園球場でした。
 チョット思ったのですが、この甲子園のシートの多くは年間予約席として発売されており、急に試合が見たいと思い立っても、普通はアルプスか外野席しかとれませんが、満員御礼が出ていても、年間予約席には空席が目立つのです。特に、ロイヤルスイートはガラガラです。このチームを最も熱心に応援している人間に見やすい・過ごしやすい席を提供せず、企業が福利厚生や接待に使う為に年間予約席を、特別な法人の為にロイヤルスイートを提供しているようです。甲子園の球場経営の為にはそれでいいのかもしれませんが、少なくとも、ここの経営者たちは、本当に球団を支えてくれている熱心な阪神ファンの方を向いて営業しているとはとても思えません。残念です。このグランドで全力を尽くして戦う選手には何の関係もありませんが・・・。
 久しぶりの甲子園でしたが、3回表2死から安藤の背信行為により試合が壊れてしまいました。エースは、そう簡単にゲームを壊してはいけません。エースを返上しなさい。頭丸めて出直してこい。昨日に限れば、雄城台の安藤よりは、柳ヶ浦の山口の方が100倍いい球投げてました。
 折角、神亀カップを熱燗にして、水筒に入れて持参したのに・・・。