イチロー・張本よりも金本

 こんなこと言うのもなんですが、そりゃ、イチローは確かに不世出の大選手です。イチローに抜かれた張本も天才でしょう。ただ、張本にしたって東映に14年・日拓1年・日ハム2年、その後巨人に4年、ロッテに2年です。つまり、パリーグに19年なんです。東映の成績は、35213323364554で、日拓:前後5・3、日ハム:6・6、4・4そして巨人です。あの頃、閑古鳥の鳴いていたパリーグのしかも万年Bクラス球団の4番打者です。イチローにしても、極めて注目度の低いオリックスの次は、マリナーズです。巨人の4番からヤンキースに行った松井君とは、プレッシャーの重さ、相手ピッチャーの真剣度が全く違うはずです。チームの勝利・チームの優勝がかかった、ここ一番でのバッティング。しかも満員のスタジアムで、翌日スポーツ新聞、スポーツニュースのトップで扱われる一挙手一投足。私は阪神ファンですが、だからこそ、このプレッシャーと戦って勝った王・長嶋は、凄いと思うのです。そして、昨日、満塁でセンターフェンスを直撃2塁打を打った金本は凄いと思います。WBC胃潰瘍?彼は初めてプレッシャーというものを感じたのでしょうか。