貴?

 東京に行く行く機会があり、久しぶりに東銀座の関根さんの店に行くことができました。相変わらず、凛としたお姿で、日本の伝統的米料理?を淡々と披露してくれました。初めて、この店に行ったのは、今は上海にいるY君と。会計の時の彼の慌てた姿を鮮明に覚えています。あの時は、若かった・・・あれからもう20年近く?経ちました。
 秋の週末の一日を緑内障の勉強に捧げ、その後、母校本院の緑内障を一身に背負っているN君を無理やり連れ出し、江戸時代から伝わる伝統的米料理で仕上げる。冷酒として用意されていたのは、貴?という純米酒。確認しそこないましたが、永山本家酒造場 の『貴』?

大型・中型の回遊魚、高級根魚、甲殻類などを肴にしっかり米の味がする純米酒を頂き、大将のうしろに貼ってある紙に大型深海魚の内臓を調理したものがあることを確認すると、気がつけばポン酢をチョイとつけて頂いておりました。まだ少し脂ののりが悪いようでしたが・・・・旨い。その後、メインディッシュ(少し赤っぽい米の上に細見の魚の切り身を伝統的手法でやっつけてある江戸伝統米料理)を頂きました。途中、後ろを振り返ると、小上がりに丹波地方でとれる山菜のようなものが籠に盛ってあり、これも気がつけば汁物になり頂いていました。東大教授の嫌いなPhakic IOLを入れているSさん。大丈夫だった?最初に警告しておいたでしょ?

 最後に、ショッキングな事実が発覚しました。私が、大先輩と思っていた関根氏が同い年だったのです・・。吃驚!でも、ため口はきけません。尊敬してますから・・