忘年会 その1

 最近出番の少ないタイムですが、ひとまず顔のアップから。 こんな可愛い顔しても、やはり留守番させておいて、忘年会へ。と言っても、家族の忘年会?1年の労を自分で労う為に、大阪で一番だと感じているすし屋へ。ここの店に匹敵する銀座の名店も多数ありますが、何と言ってもこの店のポイントは、『あて』です。必ず一工夫して出してくれます。ネタの鮮度は抜群。仕事は最高です。ただ、難点は、非常に混んでいて、ゆったりできないことだけ。仕方なく、お酒を呑んで、自分の世界に入り込んでしまえばいいのですが、もうひとつの難点は、燗が白鷹のみ。冷が新政のみという貧相なラインナップです。純米酒、とりわけ60%前後に精米して、7号か9号で醸したものを42℃ぐらいに燗するのが好きな私にとっては、この日本を代表するお店にして、このラインナップは許しがたい・・・と少し思いましたが、気がつくと、新政を冷でしっかりいただきながら、『あて』を終了し、一通り握っていただいて終了。至福のひと時でありました。年に1回ぐらいいいよね。

 ひとくちメモ:秋田の新政といえば、6号酵母発祥蔵として有名で、昭和5年、新政のもろみから穏やかな芳香を発する酵母が分離培養されました。この酵母は、現在頒布されている協会酵母の中で一番歴史の古い酵母で、今の、協会6号酵母です。新政は、今でも、この酵母で醸されているようです。だから?