大学病院だといっても、実は、各科僅か数名の医師の肩に全てが委ねられていることが多いのでしょう。ましてや、深夜の時間帯は、1−2名の当直医が寝ずに朝まで働いていたようです。更に、産科であれば、なお更です。そして、今回の事件。受け入れてもらえなかった妊婦の立場からすれば、信じられないでしょう。一般国民の殆どの方も理解できないでしょう。一番問題なのは、理解力にかけ、判断力に乏しい割りに、傲慢で、自分の意見は国民を代表する意見に違いないという妄想にとりつかれている馬鹿な記者達が構成するマスコミでしょうか。
ただ、これが日本の現状なのです。確かに、ある部分において、日本の医療は世界に誇れるものを持っています。だけど、医療環境全体としては、世界に誇れる先進国ではないのです。勘違いしてはいけません。これだけ医学が発達したこの日本でなんで？・・・と思われるでしょうが、それは、マスコミが作り上げた虚像なのかもしれないのです。
