銀世界のドックラン

 日本人の正しい正月の過ごし方は、1日で終了し、タイムと一緒にドックランへ出かけました。滋賀県甲賀市土山町にあるドックランです。非常に不便な場所で、滋賀県といっても、近くに鈴鹿峠が迫っていて、それを越えると三重県亀山市という辺境の地です。大阪からは、近畿道名神を通って栗東で降りて、まだ35km以上走りました。本当に何もない場所です。南東方向に走ってるのですが、鈴鹿峠が近づくと、徐々に周りは雪景色になります。最初は喜んでいたのですが、雪が多くなるにつれ、全く冬対策していない車なので、徐々に不安に・・・ 久しぶりの雪景色ですが、なかなかいいものです。



 実は、ここはゴルフ場に隣接したドックラン併設のコテージ&トレーラーハウスなのです。ゴルフ場は、銀世界、肝心のドックランも銀世界でしたが、『雪やコンコン、霰やコンコン、降っても降ってもまだ降りやまぬ。犬は喜び庭かけまわり・・・・』の歌どおり、白銀のタイムは、雪と一体となりました。喜んで駆けずり回るタイム、最初白銀に輝いていたタイムが徐々に泥んこの野良犬に変身してしまいました。寒くないのかなあ・・












 夜は焼き肉を頂きました。折角なので、地酒を注文したのですが、これが不味い!普段呑んでいる酒とここまで味が違うとは・・・。水筒に入れて持ってくればよかったなあ・・。


 仕方ないので、トレーラーハウスで呑み直し。
 まず、松江の酒『國暉』の特別純米『つゆもみじ』何とまろやかな味なんでしょう。醸造用アルコールを使わないとここまで違うのかと思うほど、全く違う味でした。その後が、がんこ焼酎屋35度(かぶと釜蒸留法を復元して蒸留した焼酎です。さつま芋は「ジョイホワイト」、麹米は「ヒノヒカリ」、カメ仕込みカメ貯蔵。)この焼酎がまた美味い。35度と思えないまろやかさ。割り水して燗をつけると美味いらしいので、残りを試してみます。

 ※購入先の池田屋さんの解説では、かぶと釜式という、社長が江戸時代の文献から再現して自ら作った蒸留釜で、ごく少量造られる芋焼酎です。これは、非常に効率が悪く一升瓶一本分をとるのに30分近くかかるとのこと。しかし、芋の甘み、旨味がたっぷりと詰まった味わいと、スイートポテトのような香りは、この焼酎でしか味わえない個性です・・・・だとか。