昨年比叡山の涼しさに感激したのを思い出し、山頂にゆりが咲き乱れ、涼風がさわやかな筈の箱館山に出かけました。結構遠くて、第二京阪阪高京都線名神、そして何故か非常に混んでいる湖西道路を北へ走り、2時間以上かけて辿り着きました。途中恐怖のパンク警告表示が出たものの、また、センサー異常?、もしパンクでもランフラットタイヤを信じてドライブを強行。正午前に到着し、タイムをゴンドラに乗せて、一気に標高680mの世界に・・・。ゴンドラを降りると、そこは別世界・・・と思いきや、照りつける陽光は厳しく、若干風が涼しいものの、タイムにが可哀想。ひと通りゆり園を散策した後、さっさと引き返しました。こんなに遠くまで来たのに残念。

 ・・なので、せっかくここまで来たので、高島市新旭町上原酒造に立ち寄る事にしました。決して、これが主目的ではありませぬ。あくまで予想外に箱館山の山頂の気温が高かった為の対応策です。不老泉で有名なこの蔵は、蔵付き酵母を使った山廃仕込み。しかも、木桶で仕込んで木槽天秤で絞るという日本古来の伝統的な手法を用いた酒造りを行っています。安曇川河口近くにある蔵の前には、安曇川から引き込んだと思われる綺麗な水が流れています。雑誌で何度か見たことのある蔵の中に入ると、すぐ左にはずらっと20種類以上の酒瓶が並んでいます。不老泉・杣の天狗、そして亀亀覇。当然なのですが、殆ど全部ありますって・・。嬉しい。結局『不老泉 純米吟醸中汲み』『不老泉 特別純米参年熟成』そして、『furousen』の活性にごりの3本を買い求めました。