- 元日 : 1月1日(旧四方拝):平安時代が起源
- 成人の日 : 1月第2月曜日 (1月15日なら旧小正月):旧暦の正月で元服の儀、奈良時代から?
- 建国記念の日 : 2月11日(旧紀元節):神武天皇の即位日(推定?)
- 春分の日 : 春分日 (旧春季皇靈祭):3月20日か21日
- 昭和の日 : 4月29日(昭和天皇の誕生日:旧天長節)
- 憲法記念日 : 5月3日(新設):日本国憲法施行日
- みどりの日 : 5月4日(新設):意味のない休日
- こどもの日 : 5月5日(旧端午節句)
- 海の日 : 7月第3月曜日(新設、以前7月20日):もともと海の記念日
- 敬老の日 : 9月第3月曜日(以前9月15日):戦後できた休日
- 秋分の日 : 秋分日 (旧秋季皇靈祭):9月22日か23日
- 体育の日 : 10月第2月曜日(以前10月10日):東京オリンピック開催日
- 文化の日 : 11月3日(明治天皇の誕生日:旧明治節)
- 勤労感謝の日 : 11月23日(旧新嘗祭):飛鳥時代から昭和23年まで
- 天皇誕生日 : 12月23日(今上天皇の誕生日):天長節
大辞林によれば、新嘗祭とは 『宮中儀式の一。天皇が新穀を神々に供え、自身も食する。古くは一一月下旬の卯(う)の日、明治六年以降は一一月二三日に行われ、祭日とされた。天皇の即位後初めて行うものを大嘗祭(だいじようさい)という。にいなめさい。』 とあります、日本中の様々な地域において、秋にその年の穀物の収穫に感謝する儀式はあると思いますが、この1500年もの昔から伝統的に行われてきた儀式は、日本の文化そのものの筈。それがGHQによって勤労感謝の日という味気ない名前に変更させられたまま。その後、バカ政治家がハッピーマンデイなどと言って、祭日を移動させるに及んで、もう祭日の意味なんか誰も考えなくなってしまったようです。祝日には日の丸を立てて、今日であれば、新米でも炊いて、その収穫に感謝しつつ、家族で話の一つでもすれば意味のある祭日となるのでしょうが・・・。
何となく、戦前の祭日の呼び名が、マスコミによって、右側に偏った考えとの結びつきを連想させられ、結果として敬遠されていることを悲しく感じます。今日は、新嘗祭。この年収穫された米が来年春、新しい酒となることを祈念しつつ、熱燗で一杯やりましょう。