新しい伝説?

 
 カネさん、凄すぎます。もう、どう言えばいいのかわかりません。私たちは今、必ず伝説になるに違いない一瞬を目の当たりにしているのでしょう。数年前の藤川の世界中の誰も打てない高めのストレートのように・・。

06年7月22日の日記より
『昨日の藤川君のピッチングは、歴史の残ります。我々は、江夏豊以来の伝説を今、目の当たりにしているのかもしれません。クルーンの159kmはバットに当たっても、藤川の 153kmはバットに当たらないのです。カブレラは、球持ちが違うので、タイミングが合わないと言っていました。鞭のようにしなる右腕から、非常に伸びのあるストレート。非常に伸びがあると感じさせるストレートは、若干ホップするように見えるのでしょう。超一流選手のバットが、ストレートだとわかっていても、ボールの下を空振りしています。昨日の、カブレラ、小笠原との対決は、中身のない新庄の馬鹿パフォーマンスより、100万倍価値のあるパフォーマンスでした。藤川万歳!』

 私は阪神の伝説をいくつか見た記憶があります。最初に見たのは、68年に江夏が年間401奪三振の記録を作った時、次は71年江夏がオールスターで9連続三振を奪った時でしょうか。江夏は伝説の人です。時を経て、04年入団7年目に突然変異を遂げた藤川が数年間見せてくれた伝説のストレート。そして、今、金本のパフォーマンスは、伝説になろうとしています。