亀岡の関西カントリーとうゴルフ場からの帰り、いつも気になっていたのが、小さな『地酒 秋鹿』とう看板です。田舎道沿いの酒屋で、看板もあまり信用せず、立ち寄ることもなかったのですが、古川氏の本を再読するうちに、どうも秋鹿が気になり、場所も地元能勢ということもあり、チョット覘いてみました。すると、一杯あるじゃないですが、バンビちゃんから、純米大吟醸まで、10種以上揃ってました。びっくりです。『きく屋』だったでしょうか。感激です。バンビちゃんと純米吟醸純米大吟醸各1本に、聞いたことの無い酒一本買い求めました。今日は、そのひとつです。

秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 仕込第四十六号
2006.3.10 上槽、山田錦 60%精米
速醸酛 協会6号、醪日数23、日本酒度+9、酸度 2.0、アミノ酸度1.2

少しピリッとくる新鮮さがあって、冷・常温全く問題なく旨い。でも、燗しても更に旨い。秋鹿って、こんなに美味しかったのか。
利き酒なんかしません。ゴクっと呑んで、鼻腔に香の余韻を残しながら、旨さが食道を通り過ぎてゆきます。その時の判断です。ほんの少し舌の上にのせて転がしながら、香を鼻腔に充満させつつ、微量だけ食道へ・・・そんな価値判断じゃありません。酒飲みとしての判断です。だから確か?なのだ。
 奥佳明専務、谷淵英雄杜氏。ありがとう・・

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