新型コロナウイルス その2

1)この武漢肺炎、新型コロナウイルス感染に関して、どうも多くの識者・コメンテーター・解説者・・・など影響力をもってメディアで発言される方と医師との考え方に差がある気がする。そして医師の楽観的な見通しに怪しげな眼差しが向けられている。勿論、異常に楽観視するつもりはないが、医者の端くれの私が、感染症の専門家の話を聴いた印象では、彼らが正確なデータを正確に分析して得られた結果に基づいて語っている。
 この感染症に関して、支那には膨大なデータがあるのだが、正確性に乏しい巨大なブラックボックスなので全体像がつかめない。その中から抽出された正確なデータの緻密な分析が、このウイルス感染の正しい情報になるのだろう。特に武漢から飛行機で帰ってきた日本人の感染率はこのウイルスの感染力を示していただろうし、その後発症した患者さんの経過観察はこのウイルス感染の正しい臨床像を教えてくれるに違いない。SNSで流れてくる様々なデータに惑わされることなく、正しいデータに基づいて、正しく恐れましょう・・・・と私も思う。

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新型コロナウイルス電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)(毎日新聞から)

 

2)その一方で、どうもこのウイルスの起源は野生動物などではなく、武漢にある「中国科学院 武漢国家生物安全研究所」から漏れらしいとも聞くし、またこのウイルスにはSARSには見られなかった4種類のタンパク質の挿入がみつかり、それがHIV-1と一致したとするインドの論文が話題になっている。石平、坂東忠信、孫向文さんらは生物兵器説の可能性を力説しておられるのも気になる。

3)最後に日本の感染症に対する対策。何故今になっても、支那の人は普通に日本に入国できるのだろう。私は安倍政権を支持するし、今の政権がどんなにダメでも、維新以外の野党は、その1000万倍ダメなので、安倍政権に頑張ってもらうしかないのだが、今回の感染症に対する対応は非常にお粗末に見える。まるで支那工作員に、安倍さんが羽交い締めされているような動きに鈍さを感じてしまう。本当に羽交い締めされているのだろうか、あの爺さんに・・・