これも秋田の酒。この聞いたことのない美郷錦という米は、山田錦と美山錦の子供のようです。美山錦に近いが、山田錦の雰囲気を残している米? 『この米は、発注すれば届くような米ではなくって、契約農家を用意して、種モミを発注してと、何から何まで自分で準備しなくてはならない米・・・』また、『山田錦を超える米を作ろうと秋田県が14年もの歳月と多額の費用をかけて開発したハイブリッドな酒米ですが、なぜか、「あきた酒こまち」の出現で秋田県の奨励品種から外され、今や稀少な酒米のひとつ』などと紹介してあります。
美郷錦の特徴は、米を作るのも、酒をつくるのも難しく、熟成により味わいが深まるようで、言い換えれば、この米を使って旨い酒を作れるのは、真っ当な酒蔵の証なのかも。気がつけばなくなっていたので、もう一度買いなおさないと・・。