野口

まず、地味なところから行きましょう。控え捕手の野口寿浩です。残念ながら、彼は矢野の控えを5年間勤めています。しかも、こんな顔ですが、矢野より3つ年下です。ただ、07年彼は頑張ったと思うのです。

かつて、阪神代打の神様がと呼ばれる選手が数名いました。ご存知、浪速の春団治川藤幸三、彼の生涯最高成績は1981年で、52試合、59打数18安打、1本塁打、13打点、打率305です。2代目の八木裕は、1997年に代打として復活し、神様と呼ばれました。代打の成績のみを抜き出すと、42打数17安打16打点、打率.405ですが、生涯最高の成績は、03年の、64試合、105打数30安打、0本塁打、21打点、打率286.

そして、問題の野口の昨年の成績を皆さんご存じでしょうか・・・36試合、94打数、33安打、2本塁打、11打点で、なんと、打率351です。規定打席には遠く及びませんが、凄い成績だと思いませんか。
矢野を補うような不規則起用でこの成績。せめて、控えの神様ぐらいの称号を与えても・・・・