新井の涙

 新井が泣いていました。日本人特有の感性でしょうか。それとも、広島球団特有の事情が彼を泣かせたのでしょうか・・・。新井は、阪神への移籍が濃厚だそうですが、あの涙を見て片岡を思い出しました。巨人と違って、以前は、FA宣言して、阪神で活躍した選手は殆どいませんでしたが、01年の片岡あたりから雲行きが変わってきて、02年金本は、今やチームの大黒柱です。カネを兄貴と慕う新井が阪神に来てくれるのは、有り難いですが、広島の球団経営方針はどうなっているのでしょう?黒田と新井が抜けるなんて、ファンには耐えられないことだと思うのですが・・。
 下柳がFA宣言だそうです。確かにここ数年の彼の立派な成績かもしれませんが、最近の言動を見ていると、ファンとしては、微妙です。阪神先発投手陣の状況を誰よりも、よく分かった上でのこのFA宣言は、阪神首脳陣の足元を見た行為に見えます。39歳の彼が来期の活躍が可能かどうかは、微妙な状態なだけに、球団も悩ましく、どれほどの金額を提示できるかどうか・・・。何だかスポーツ選手にあるまじき計算高さ?を感じます。金本や新井の爽やかさと対極にある厭らしさを感じます。もう、お前なんか要らんから、愛犬と一緒に手を挙げたチームに行って下さい。
 日本ハムの金村投手と阪神の中村(泰)の交換トレードが成立しました。1億8000万の高額年俸で、あまり働かない不良債権処理?。中村(泰)もポスト井川と言われながら、なかなか芽が出なかったのですが、彼が、日ハムで活躍し、金村は下柳なきあとの先発の柱となることを期待します。