福千歳をはじめていただきました。昨日は、大切な集まりがあり、裏方の仕事をさせていただきました。チョット疲れが出たので、癒しの一献です。大吟醸嫌いの私にしては、非常に珍しいのですが、純米大吟醸酒です。奇しくも、2005年の日本酒チャンピオンズ・カップで(勿論カップ酒の選手権です)、デリシャス賞(おいしいものの得票数)を獲得した山廃仕込の純米大吟醸福千歳でした。そんなことはどうでもいいのですが、大吟醸にありがちな、安っぽい香がないのです。
いつもの酒屋のコメント『山廃なのに、ふわっと華やかな吟香がある。コクはあるが、決して飲みにくい味ではなく、非常に滑らか。えてして山廃造りの場合は、酸のゴツい、ゴワゴワした味わいの飲みにくいお酒が多いのですが、この福千歳さんの山廃はとても奇麗な味わいでした。鷹勇や三井の寿さんの山廃に匹敵します。』(こんな、コメントは引用しないとできないです・・・。修行が足りん。)今回の福千歳は小瓶だったので、気がつけば無くなっていて、1回しか燗できませんでしたが、酸のごつい感じはなく、サラッとしていて、気がつけば空瓶でした。酵母の話ですが、いつもの酒屋は、協会10号よりも田嶋2号の方が、山廃に合っていると言われていましたが、今回の酒はその田嶋2号バージョンでした。ゴルゴンゾーラが合うらしいのですが、冷蔵庫にあったのは、『ひの菜』で、これでも、十分満足しました。宴会に持ち込んだら良かったなあ・・
(宴会の料理が予想以上に不味いものだったので・・・。幹事として不徳のいたすところ・・・お許しを)