あけたては、意外とあっさり、す〜と喉を通り過ぎます。爽やかな酸味もあり、燗をつけると旨みが増します。H14なので、坂本杜氏の作品です。旨いなあ・・・。好みの酒です。
※何気なく呑んでしまいましたが、貴重な酒であることがわかりました。このバージョンはもうあと僅かしかないそうで、急きょ、今度は1升瓶を入手し、じっくり味わうことにしました。
『あらばしり』ですので、槽口から出てきた、圧力を掛けないで出てきた酒「あらばしり」をそのまま瓶詰めしたもので、通常、フレッシュだが、荒々しくて、香りが強い酒をイメージしますが、るみ子の酒は少し違うんですね。『すっぴん』は、無濾過、無炭素、無添加、無加水を意味し、米作りから瓶詰めまで、伝統的手法をしっかり継承して作られた真っ当な酒の代表です。香り控え目で、米の旨みに溢れています。尾瀬あきら氏のラベルの雰囲気とは全く異なる硬派の酒です。6号バージョンなので、9号より更に香り控え目。確か、山中酒の店の親父さん、この酒を店さきで燗してました。