明治30年生まれの祖母の墓参に福井県敦賀へやって来ました。なかなか機会が無く、ついつい疎遠になりがちでしたが、思い切ってやって来ました。大阪から160km程度しかなく、意外と近い・・。この地も、ご多分に漏れず、駅前はシャッター通りとなり、週末だというのに、閑散としています。原発マネーで高価だが有用と言えない大型の箱物は散在していまが。途中、警察の数が異様に多いと思ったら、前方から『もんじゅ反対』と叫ぶデモ行進が延々と・・・・。全国から動員をかけられたのでしょう。どうも、心からの叫びには聞こえない。確かこの日は、佐藤栄佐久福島県知事が講演される筈なのですが、動員かけられた人以外に、反原発の機運はほぼゼロ?この日は、『もんじゅ廃炉求め敦賀で全国集会』だったようですが、何故タクシーの運転手も地元民もあまり知らないのでしょう・・。


物欲にまみれた私と異なり、北陸の田舎町でつつましく暮らす伯母さん達は、年老いたもののすこぶる元気でひと安心、従姉妹もみな元気で、最後に少し苦手な従兄弟もやって来て、気がつけば全員参加の宴会に・・。家の近所の料理屋で、生ビールから始まって、二種類の早瀬浦を頂きました。若干吟醸香が強いですが、レベルの高い若狭の酒です。勿論、主役は黄色いタグ付きの越前がに、美味しくいただきました。食べログにも何処にも載っていない田舎の鮮魚仕出し屋さん(魚成)?ですが、レベル高いです。当然ながら魚は皆新鮮で旨い。
※もう少し、吟醸香の少ない燗映えする天穏・日置桜あたりがあれば言うことないが、無理な注文・・
翌日、永建寺と平和浄苑でお参りした後、越前そばを食べて帰宅・・