予想より半年以上遅く、やっと解散しました。来月末が総選挙です。日本国民は、どんな判断を下すのでしょう。自分の利益だけを考えて判断するのでしょうか。まあ、それでもいいのかも知れませんが、我々一般大衆の判断基準は、残念ながら、新聞・テレビに代表される大マスコミが垂れ流す、かなり歪められた情報であることが殆どです。大マスコミは、何を基準に情報を流しているのでしょう。記者クラブは、記者クラブの存在そのものを否定するような情報は流せず、彼らは、もはやジャーナリストと言えないのだとすれば、我々の状況は、当局に情報統制されている北○×、中△の国民と大して変わらない・・・? 歪められた報道によって誘導された世論、それを報道するマスコミ。そんな世論に迎合する政治家。そんな彼らが、この国の将来を決めている・・・。何だか暗澹たるものを感じます。
 かつて、与党の座を追われた自民党は、社会党のトップを総理としてまでも与党に返り咲き、次は宗教団体が支える政党と連立を組んで、その座を死守してきましたが、それも化けの皮が剥がれ、最後にはおぞましい醜態を晒してくれました。もう十分でしょう。さあ、頼りなさ満点の民主党の皆さん、自民党の轍を踏むことなく、政権担当することができますか。今回は、多分あなた方の順番だと思います。初めてなので、多分失敗すると思いますが、醜態だけは晒すことなく、霞ヶ関と本気で戦う心意気を見せてくださいね。