40年前のローラースケート

先日、とってもいい人に会いました。
事の起りは昭和43〜44年。当時、ローラースケートがどの程度流行っていたのか定かではありませんが、その前後にローラーゲームと呼ばれる、ローラースケートを履いたスポーツのような、プロレスのようなエンターテイメント要素の高いゲームのテレビ中継があり、東京ボンバースというチームを応援していた記憶があります。その影響かどうかは定かでありませんが、ローラースケートが欲しくて、買うと鬼より怖い父に怒られるものですから、多分内緒で買い、たまに友人と一緒に遊び、持って帰ると怒られるので、そのとってもいい人の家に預けていたのです。その後中学・高校と時間が流れ、いつしか友人の家に預けたローラースケートは記憶の片隅に追いやられていました。でも、何となく覚えてはいたのです。ただ、10年も15年も経ってから、返してもらいに行くのも憚られて、多分破棄されているであろうと、推測し、気がつくと30年どころか40年近く経っていたのです。
 そして、この12月、久しぶりに会ったいい人は、このローラースケートの事をしっかりと覚えておいてくれました。偶々なのかもしれませんが、感激しました。N君、長い間本当にありがとうございました。