紙芝居

寒波の勢いが一向に衰えない中、まずタイムと堤防でひと暴れした後、アニメ好きの娘の希望もあり、京都の烏丸御池へ。久し振りの京都なのですが、行く先はなんと国際漫画ミュージアム?なんじゃ?天六あたりのM先生なら、泣いて喜びそうな漫画の宝庫です。古いものから新しいもの、およそありとあらゆる漫画が整然と並んでいます。この元小学校の建物は、古くて懐かしい雰囲気につつまれていながら、非常に清潔感もあり、ゆったりとした時の流れを感じます。まるで図書館よろしく皆大人しく読書?しています。こんなものが、近くあったら大変やなあ・・・と思いつつ、古いマンガを中心に眺めていました。しばらくすると、作務衣を着たおじさんが拍子木をたたきながら、「紙芝居が始まるよーー」と大きな声で呼びかけながら館内を回ってきました。26日土曜日から紙芝居百年展http://www.kyotomm.com/index.php)と案内があったので、残念やなあと思っていたのですが、この紙芝居のカリスマ?安野侑志氏は、既に毎日何回もここで営業?されているようです。
 思い起こせば、昭和40年代初め頃だったか、場所は、18門鉄橋近くの公団住宅の中に、だみ声の紙芝居のおじさんが来ていました。内容はよく覚えていないですが、黄金バットの他にも、単なる少年(よしお君?たろう君?)が主人公のものなどがあったでしょうか。一芝居見終わると、水あめ、型ぬき、コンデンスミルクを挟んだセンベイ?などの販売タイムとなります。今考えると、怪しげな食べ物ですが・・・・。紙芝居の絵は当時でさえ、独特だなあと感じたのを覚えています。たぶん、戦後まもなく書かれたものをぼろぼろになるまで使っていたのかもしれません。
続く