妻の地元といっても、澄川酒造じゃなく、今回は旭酒造、山口の酒です。変わった名前の酒なので、一度呑もうと思っていたのですが、花見の時期に呑むことになりました。なんとなく、花見には、うすにごりの酒があいそうな気がしていたので・・結果、本命の小笹屋竹鶴の純米大吟にも負けない旨さでした。しっかりとした旨み、控えめな香り、そして切れ味がいい。

旭酒造が日本で初めて導入した遠心分離システムは、1分間に3000回転という遠心力をもって醪からお酒と粕に分離させるという画期的な方法です。この方法、搾りに全く圧力がかかっていないため雫酒のような自然滴下の出品酒のような最高のレベルのお酒が採れるのです。(・・とコメントがありましたが、チョット違うような気がするけど・・・)ただ、意外なことに、普通の搾り機に比べ、約40%の上槽(処理)能力しかないらしいのです。当然、生産量は少なめです。