正月は、予定通り純米酒三昧となりました。この日の為に、取り揃えた、鷹勇の純米大吟醸の吟麗、大七の生酛純米大吟醸雫酒(1990年BY)をたっぷり頂きました。大吟醸は、基本的には嫌いなのですが、この作品だけは別格。坂本杜氏と伊藤杜氏の最高傑作なので、冷や・常温・ぬる燗全てOKです。晩は、何にしようかな・・

特に右側の酒、15年以上の古酒で、家の長女より一つ年上ですが、当然ひね香なんて皆無で、みずみずしさに溢れています。さらっとしていて、この上ない完成度の高い味わいがあります。旨すぎる・・・まだ少し隠してあるので、深夜に1人で、もう一度じっくり味わう予定です。
大正15年生まれの南部杜氏大七前々代杜氏の伊藤勝次氏の1990年の作品です。私の亡き父の一つ下で、父は平成7年に死去しましたが、この杜氏さんも平成8年になくなっているのです。つまり、もう二度とこのような酒に出会うことはないのです。そう思うと、評価に大きなバイアスがかかってしまいますが・・・