阪神がどんどん壊れている。選手も傷ついています。彼らは、いつもどおり一生懸命やっているのだと思います。なのに、気がつけば、交流戦最下位、セリーグ順位も、4位中日より、最下位横浜に近い5位。こんな所にいるチーム力じゃない筈。今までも、岡田は数々の修羅場をくぐりぬけてきました。故障者が続出した時は、それにかわる若手を見つけ出していました。07年、井川が抜け、福原も安藤も故障したシーズンに、ローテーション投手はシモひとりで戦い、最終的には3位になりましたが、9月に一瞬トップに立ち、我々を十分楽しませてくれました。十分な戦力がタイミングよく開花し、優勝してさっさと辞めた星野の後を受け、苦労しながらも、5年間常に優勝争いをするチーム作りをしていました。それが、ほぼ同じ戦力なのに、あっという間に01年までの雰囲気に逆戻り。星野の2年、岡田の5年で積み上げてきたものが、どんどん崩壊しているように見えます。
現監督に才能がないのは仕方がありません。ただ、彼に任せた球団の責任は大きいです。『過ちて改むるに憚ることなかれ.』このチームの、選手の傷が深くならないうちに手を打ってほしい。球団首脳にはその責任があります。