再利用はあかん?

 こんな事言ったら不謹慎かも分かりませんが、赤福が食べられないのは、残念です。彼らは、餡と餅の再利用をしていたそうで、製造年月日も偽装していたのだそうです。でも、赤福は、不味かったでしょうか。餅が固くて食べれないとか、カビが生えていたとか、お腹をこわしたとか、苦情は、どの程度あったのでしょう?あれば、売り上げが落ちる筈です。彼らは、長年の経験で、ここまでは大丈夫という微妙なラインを守っていたのだと思います。だからこそ、製造年月日に印をつけて、再々利用はしなかったのでしょう。決して褒められる事ではないでしょうが、不二家も同様ですが、老舗の大衆的なお菓子屋さんというのは、多かれ少なかれ、この程度の事はやってきたような気がします。ただ豊富な経験で、お客さんには迷惑を掛けないようにしつつ、もったいないので再利用していた。その微妙なさじ加減が、前近代的で、許されないのかもしれませんが、なんだか、世知辛い世の中になったものです。 ミドリ十字のフィブリノーゲン製剤による薬害は、厚生省・製薬会社含めて、徹底的に糾弾すべきですが、赤福は、そんなに責めたくないなあ・・ちょっとぐらいええじゃないか?!