貴乃花

素敵な二人の対談
https://number.bunshun.jp/articles/-/831282

子供の頃、豊山のファンだった。私の世代は、大鵬柏戸全盛時代で、巨人大鵬卵焼き時代でもある。何故か私は、阪神豊山目玉焼き?だった。一番強いものに憧れない体質なのかもしれないが、当時テレビやラジオで、強いのか弱いのかよくわからない豊山を応援していた記憶がある。その後、玉の海が好きだったが、彼は何故か死んでしまった。次に好きになったのが輪島。なぜ『黄金の左』なのかよく理解できなかったが、やんちゃな彼が好きだった。横綱になれない貴ノ花(父)も好きだったが・・。北の湖はあの表情なので、勝てば勝つほど憎らしかった。あとはなんと言ってもかっこいい千代の富士。彼のスタイルは大相撲の長い歴史の中で、どのように評価されるのかは知らないけど、とりあえずカッコ良かった。そして貴乃花。彼の相撲は力強いくて美しかった。そして、そんな美しい最後の横綱だった気がする。彼の引退後、下品なモンゴル勢の横綱が続く暗黒時代に入ったままだ。
相撲協会も他のアマチュアスポーツ協会同様、大きな組織を世界標準の公正・透明な運営なんかできておらず、褌締めて相撲をとることしか知らない連中が運営しているのだ。小さな頃からこの世界に入り、相撲界の事しか知らない連中が、薄汚い歴史と伝統に則って、理事のポジションを独占し、薄汚い歴史と伝統を継承してくのだろう。本当に公正で透明な貴乃花が改革なんか起こされたら大変で、うまく彼が辞任する方向へ追い詰める事ができたので、相撲協会の思惑通り。これで、もし稀勢の里が引退するような事があれば、相撲なんか二度と見ないかも。